素面道 〜日日是好日〜

この物語は、昭和に生まれ 平成の時代と共に酒を断ち 令和の時代に素面の道を極めんとする ある親父の日々の記録と戯言を 余すことなくブログ化したものである。

諸行無常

あいたいよ パパ

《パパ あのね  つなみのときは  ママと  ママのおなかのなかのわたしを  まもってくれてありがとう  パパ あのね  パパがてんごくにいったあと  七月十二日に  わたしが生まれたよ》

 

東日本大震災から9年。

まだ見ぬ父親を津波で亡くした小学2年生の女子の詩だという。

 

人生は無常である。

 

いつ誰に何が起こるかわからない。

 

だからこそ、何事もない当たり前の日常こそが幸せなのだと思う。

 

毎晩娘を寝かしつける時、1日の最後にこう語りかける。

 

『今日も大好き過ぎたからね。明日も大好き過ぎるからね。いつもパパが守ってあげるからね。いつも一緒だよ。愛してるよ。今日も元気に生きていてくれてありがとう。』

 

ただの親バカと言ってしまえばそれまでだが、

 

私にとって、それは〝今日への感謝と明日への祈り〟

 

やまない雨はないとよく言うが、晴れの日が続くことも決してない。

 

人生もしかり。晴れの日があれば、雨の日もある。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり》

 

儚き人生だからこそ 晴れの日は晴れの日を 雨の日は雨の日を 日日是好日 今この時を生きる。

 

 

東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り致します。

 

 

 

芸能不倫ピック2020

さて、年明け早々芸能界では不倫が相次ぎ世間を賑わせている。

 

東京五輪2020が開催される本年。

さながら、芸能不倫2020の開幕といった様相である。

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特に、双子の幼児がいて、尚且つ、奥様が第三子を妊娠中に若手女優と不倫していた俳優には世の厳しい目がむけられている。

 

その内容からして、もし不倫ピックというイベントがあるとするならば、金メダル候補となるであろうゲスな不倫であったことには違いない。

 

何なら、オリンピックは4年に1度だが、彼らは3年間ずっと・・・

という落ちまでつけておこう。

 

とは言え、こんなどうでもいい話しに世間が湧くのだからこの国はまだ平和である。

 

報道する方もする方なら、見て楽しむ方も楽しむ方だ。

 

不倫そのものを肯定するつもりは一切ないが、良いも悪いも、浮世離れしたのが芸能界。

 

もともと芸能界自体、一攫千金を夢見て世間から逸脱した者のたまり場のようなものではないか。

 

だが、世のコンプライアンス重視の煽りを受けて、今や一般人より模範的な生き方を強いられているのが現状である。

 

行動は常にSNSで拡散されて、プライベートも監視される。

 

そして、少しでもイメージや社会にそぐわぬ過ちを犯せば、莫大な違約金という手痛いジャッジがくだる。

 

消費税が10%の現代、世に連れて有名税も随分お高くなったものだと少々気の毒にさえ感じる。

 

もはや、破天荒でどこか危険な香りを装う昭和の大スターのような魅力的で味があるスターは今後生まれることはないだろう。

 

こんなことを記事にしている私自身も、『いつまで時代錯誤なことを言っているだ!』とお叱りを受けそうではあるが、あくまで私見なのでお許し願いたい。

 

酒を飲む人、飲まぬ人。

不倫をする人、しない人。

 

世の中いろんな人がいるもんだ。

 

だが、このご時世どちらもどっぷりハマってしまうのは禁物である。

 

酒を飲むも不倫をするも自己責任。

 

〝酒は身体を壊すし 不倫は家庭を壊す〟

 

少々嗜むつもりが、知らず知らずにどっぷり浸かる。

 

いつの間にやらとり返しがつかなくなることもある。

 

その代償は計り知れないので気をつけたし!

 

 

 

 

 

 

パラリンピックに願いをつなぎ

新年が明け、遂にオリンピックイヤーの到来である。

 

《オリンピックを家族で共に!そして、その思い出が生涯を通じて子供達の財産になれば!》

 

そう願いを込めてはじまった、我が家のオリンピック観戦プロジェクト。 

 

※詳細はこちらの記事で

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

だが、当ブログ内で報告しているように、我が家ではいまだチケットを入手することが出来ていない。

 

今回は《オリンピックへの願いをパラリンピックへつなぎパラリンピックの第二次抽選に申し込んでみた。

 

恥ずかしながら、私は今までパラスポーツにまったく興味を示すことがなかった。

 

そこで、抽選申し込みにあたりパラリンピックと日本人選手の現状について調べることにした。

 

すると、その奥深さと日本人アスリートのレベルの高さに驚愕した。

 

パラリンピックならではの特徴と注目の日本人選手についてまとめてみた。

 

パラリンピックの特徴

 

まず基本的なルールは一般の競技とさほど変わらない。

 

オリンピックとの違いは、公平性を保つために障がいの種類や程度によって事細かにクラス分けされ、障がいによってはルールの工夫や用具を用いられることである。

 

その為、使用される用具の進化、それを使いこなす選手の技術の向上により、陸上競技では、しばしば健常者のオリンピック記録を超える『オリンピック超え』というドラマもあり、見所のひとつとなっている。

 

◎注目の日本人選手と競技

 

国枝慎吾選手車いすテニス)

すでにパラリンピック金メダリストであり、過去5度のシングルス年間グランドスラム達成、2018年度世界ランキング1位。2大会ぶりの金メダルを目指す。

 

上地結衣選手(女子車いすテニス)

最年少グランドスラムのギネス記録を持ち、すでに東京パラリンピックの出場が内定している。

 

木村敬一選手(水泳)

ロンドンパラリンピックでは銀メダル1、銅メダル1を獲得。リオパラリンピックでは銀メダル2個、銅メダル2個を獲得。2019年にロンドンで開催されたパラ水泳世界選手権の100mバタフライで優勝。東京パラリンピックでは悲願の金メダル獲得を目指す。

 

山本篤選手(陸上)

陸上男子走り幅跳び 義足のクラスでは夏季冬季のパラリンピックに4度出場し合計3つのメダルを獲得。陸上競技日本人初の義足のメダリスト。

 

重本沙絵選手(陸上)

陸上女子400メートル 腕に障害あるクラスで前回のリオパラリンピック、世界パラ選手権で銅メダルを獲得。

 

佐藤 友祈選手(陸上)

リオパラリンピックで銀メダル2個獲得。世界パラ陸上競技選手権大会では2017年大会、2019年大会と2大会連続で2個の金メダルを獲得。車イスのクラス400メートル、1500メートルの世界記録保持者。

 

車イスラグビー

リオパラリンピックで銅メダル、「GIO 2018 IWRF ウィルチェアーラグビー世界選手権」優勝。

 

車イスバスケ

国際大会 三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2018 優勝。

 

ボッチャ

リオパラリンピックで大会で銀メダル獲得。2大会連続のメダル獲得を目指す。

 

 

 

以上を踏まえた結果、今回は陸上と車イステニスを申し込むことにした。

 

抽選結果は、2月18日。

オリンピックの神様は、いまだ微笑みかけくれないが、パラリンピックの女神様からの当選という少し遅めのバレンタインギフトに期待したい。😘

 

 

 

 

 

 

断酒2年 新年ご挨拶

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断酒2年《令和2年》

新年あけまして おめでとうございます。

 

私は今、新潟にある妻の実家へ帰省している。

 

新潟といえば、おいしいお米においしいお酒!

だが、もちろん素面の道を極めんとする者、正月とはいえ、御神酒も含めて一切酒を口にしていない。

 

思えば酒を断つ前の去年の正月は、息子が生後2ヶ月弱ということで、近くの商業施設に行く程度で、ほぼ自宅で過ごした。

 

元日は、ここぞとばかり、普段は口にしない上等の日本酒に朝から晩まで舌鼓した。

 

晴れ渡る空に、息子の元気な泣き声とルーフバルコニーでシャボン玉を飛ばしてははしゃぐ娘の笑い声が響き渡る。

 

それはそれは平穏な良い元日であった。

 

酒をやめた今でも、素直にそう思えるのは、決して酒を否定したり、嫌いになった訳じゃないからだ。

 

だからと言って、飲もうとは決して思わないのである。

 

酒を辞めたことを嘆くのではなく、

酒を飲まないことを誇りとして生きている。

 

今はそんな心境だからだ。

 

そんな訳で、酒を飲んでいようがいまいが、正月よりめでたい頭の中のNon兵衛ではあるが、本年も相変わらず、素面道に精進して参る所存である。

 

最後に、皆様も健康にはくれぐれもご留意頂き、幸多き一年を送られますようお祈り申し上げます。

 

本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

オリンピックチケット第二次抽選結果

オリンピックチケット第二次抽選の結果が発表された。

 

抽選申し込み時の記事はこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

結果は以下の通り。

 

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とどのつまり、全落ということである😢

 

当抽選では妻にも同様の申し込みをお願いしたが、そちらも落選であった。

 

今後、チケットを入手するには来春に行われる公式サイトでのリセールとチケット販売所での購入となる。

 

どちらも先着順が予想されることから、人気競技のチケットを入手することは抽選以上に困難となることだろう。

 

「もうダメだ!初めからチケットを入手するなんて無謀だったんだ!もうやめだ!やめだ!!😫」

 

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引用:井上雄彦著/SLAM DUNK より

 

安西先生ー!!

「オリンピック観戦がしたいです!😭」

 

という訳で、昭和50年代生まれの男児の青春のバイブル『SLAM DUNK』の名シーンに再び奮起し、最後まで希望を捨てずにチケット購入に挑みたいと思う。

 

※同性同世代の方以外は、何のこっちゃわからない内容の記事となったことはあしからず😅

 

 

 

初誕生祭

息子の初誕生祭を執り行った。

まず、健康に生まれ、何事もなくはじめての誕生日を迎えられたことに感謝したい。

 

同時に、今日この日を無事に迎えられたことは、息子を胎内に宿ってから今日まで、献身的に世話してくれた妻のおかげに他ならない。

 

妻にも心からの感謝の意を示したいと思う。

 

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共に歩んだこの一年 妻の手を借り一升餅を背負ってヨチヨチ歩き

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将来は商売人?選び取りでそろばんを手にする息子

 

 

息子が生まれてから今日まで、その世話の大半を妻が担い、私は娘の世話や、家事の手伝いをしフォローにまわることに終始した。

 

それは、生まれてから1歳になる頃までは、子供にとって母性が絶対的であるという認識を私の中で持っているからである。

 

母親の声や温もりは、息子にとっての安息の地であり、口や手はたどたどしく生きる為に胸元を探る。

 

男の私がどうあがいたところで、十月十日もの間、自分のお腹に宿し、血を分け、互いの命をかけて出産した母子の命の絆には敵わない。

 

2度の出産に立ち会い、まざまざと女性の強さと偉大さに感服してのことだ。

 

だからと言って、全ての母親がそうであるとは限らない。

 

それは、当たり前のように垂れ流される我が子に手をかける事件や虐待のニュースが物語っている。

 

こと、私自身においても母親に対して、言い知れぬ負の感情を抱きながら現在も生きている。

 

だが、生まれて来る子供はどうだろう?

 

大人の身勝手な事情などおかまいなしに、例外なく親の愛情を欲して生まれてくる。

 

そして、どんなに母親を憎もうと、母親の体内から生まれて来たという事実からは決して逃れることは出来ない。

 

私の感情も、裏を返せば40を過ぎた今でも少年だったあの時のまま、どこかで母からの愛情を求め、自分を認めて欲しいと願う、心からのシグナルであり、今だ理想の母親像という幻影から脱却できずにいる葛藤の表れなのかも知れない。

 

兎にも角にも、我が家には母親の愛情を一身に受け、安心というバリアに包まれ、表情豊かに毎日を過ごしている息子の姿がある。

 

今後、好奇心の芽生えと共に、いよいよ父親である私の出番も増すことだろう。

 

息子とは同性として、娘とは別の関係性を築き、想いを伝えていこうと思う。

 

最後に、もし成長したあなた達(子供)が、この記事を目にしたならば、これだけは覚えておいてほしいのです。

 

それは、あなた達の命のはじまりのこと。

 

あなた達は今、お母さんの小言をうるさく感じることもあるでしょう。

 

親の言うこと、為すことが、理不尽に感じ反抗することもあるでしょう。

 

決してお父さん・お母さんの言うことが、全て正しいとは限りません。

 

大人だって間違っていることはたくさんあります。

 

だから、その気持ちは大切にしてください。

 

そしてよく考え、自分なりの正義や理屈があるのならば、どうぞ思いの丈を臆することなくぶつけて来てください。

 

私は父親として、逃げるつもりはありません。正面から受けとめ、向き合うつもりです。

 

 

でもね・・・

 

あなた達が、お腹の中にいることを知った瞬間から、お母さんは、1人の女性から母となり、あなた達を立派に産んでくれました。

 

あなた達が、言葉を覚えるずっと前から語りかけ、夜中に起きてはオムツを替え、生きる為の母乳やミルクを与えてくれました。

 

体調を崩せば心配し過ぎなぐらいに、すぐさま病院に連れて行き看病してくれました。

 

そして日々の体調の変化や出来事を日記に綴り、あなた達の成長に悩み、楽しみ、喜びました。

 

小さな背中に背負った〝一升の餅〟よりも、はるかに重い母親の〝一生の気持ち〟に抱かれ、今のあなた達があるんだよ。

 

 

オリンピックチケット第二次抽選

オリンピックチケット第二次抽選の申し込みが始まった。

 

第一次抽選の際に行われた追加抽選のようなサプライズ的な救済処置がない限り、今回が抽選でチケットの購入ができる最後のチャンスとなる。

 

これまで、第一次抽選、第一次抽選の追加抽選と全て落選をしている。

 

「令和元年・・・最後にきっといいことがあると信じようじゃありませんか。だから、買わないという選択肢はないやろー!!」

 

と、笑福亭鶴瓶の年末ジャンボ宝くじのCMではないが、我が家にとっては、当抽選こそが年末ジャンボの位置づけにある。

 

だから〝申し込まないという選択肢は絶対にない!!〟のである。

 

今回の抽選は、これまでの抽選の申し込みの有無や結果を問わず、全ての者に申し込みの権利がある。

 

また、人気の開会式や、閉会式、各競技のメダルセッションまで、ほぼ全ての競技が申し込み対象となる。

 

第一次抽選の時は、まだ精神的に余裕があり、日本人選手のメダル獲得の瞬間を我が子に見せたい!

と希望に満ち溢れ、抽選に挑んだ訳だが、現実は厳しかった。

 

残念な結果に、アテネ五輪での北島康介選手のように、《ちょー気持ちいい!》とはいかず、《ちょー悔しい!!》と発狂したものだ。

 

その後、行われた追加抽選でも落選してしまい、今度は北京五輪での同選手と同様に《何も言えねぇー》と漏らしたものの、言葉は同じだがその意味合いは大きく違った。

 

二大会連続で金メダル獲得した彼のそれは歓喜であり、ニ回連続で落選した私のそれは落胆であった。

 

今回の抽選では、そんな負の流れを断ち切り、起死回生の抽選結果を得ねばならない。

 

そう、長野五輪のスキージャンプラージヒル団体。

 

前回のリレハンメル五輪に続き、決勝1本目でも痛恨のミスジャンプをし、窮地に追い込まれつつも、2本目にK点を大きく越える137メートルの大ジャンプで、日の丸飛行隊に大逆転の金メダルをもたらした原田雅彦選手のように。

 

そして、もし当選した暁には、バルセロナ五輪でわずか14歳にして、金メダルをとった水泳の岩崎恭子選手のように《今まで生きてきた中で、一番幸せ》と思うかは定かではないが、ここまでよく戦略をたて、申し込み続けたことに、同大会女子マラソン銀メダリストの有森裕子選手のように《初めて自分で自分を褒めてあげたい》と思うことだろう。

 

だが、くれぐれも同じバルセロナ五輪の男子マラソンで、途中で転倒しながらも、見事8位に入賞した谷口浩美選手のように《こけちゃいました》となることだけは避けたいものだ。

 

さて、ちょいとおふざけが過ぎた様だが、それでは本題の申し込み内容について触れておこう。

 

第二次抽選では、さらなる当選倍率の高騰が見込まれる。

 

その為、〝日本人選手のメダル獲得の瞬間を子供達に見せたい〟という当初の目標を叶えるのは、もはや高嶺の花である。

 

ならば、第一次抽選の追加抽選と同様に

 

家族でオリンピックスタジアムに燈る聖火を見る!

 

この一点に目標を集約し、戦略をたてた方が賢明であろう。

 

よって、第二次抽選ではオリンピックスタジアムが会場となる陸上競技女子サッカーの決勝のみに的を絞って申し込んだ。

 

収容人数の多いスタジアムの方が、他の競技の限られた枚数のプラチナチケットを狙うよりも、現実的でもある。

 

そして、今回は藁をもすがる思いで、妻にも同様の申し込みをしてもらうようお願いした。

 

令和元年は、ラグビーワールド杯での日本代表選手の活躍が感動を呼んだ年。

 

勝利予想オッズで大差のあった格上の強敵をも撃破し、予選リーグを見事全勝で突破。

 

初の決勝トーナメントに駒を進めた彼らのように、我が家もワンチームとなってその成果にあやかりたい。

 

兎にも角にも、東京2020

オリンピックイヤーはもうすぐそこまでやって来ている。

 

稲垣啓太選手は〝笑わない男〟として流行語となり、名を馳せた。

 

だが、やはり私は、この抽選で是が非でも、オリンピックチケットを手中に収め、新年は〝とびきりの笑顔〟で迎えたいものである。